こんにちは、元国家公務員のあーるです。僕は、国税専門官として法人課税部門で3年間働きました。今回は、僕の国税専門官採用試験の面接質疑応答を紹介したいと思います。僕は、国税専門官採用試験の面接で最高評価であるA評価を獲得しました。みなさんの参考になれば幸いです。
僕が国税専門官を退職した理由はこちらから。
面接A評価の質疑応答
では、以下に実際に私が体験した面接の内容を紹介します。これが、A評価の面接です。
あーると申します。本日はよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。あーるさんは今日はどんな手段で来られたのですか?
電車に乗ってきました。
朝ごはんは食べてこられましたか?
おにぎりを食べてきました。ですが、緊張であまりのどは通りませんでした。(余計なこと言ったかな💦)
緊張すると思いますが、私達は、あなたの本来の姿が見たいので、リラックスしていつも通りの言葉で話してください。
(長ったらしい説明は抜きでってことかな?)わかりました。
国税専門官を目指そうとした理由を教えてください。
現役国税専門官の実体験を聞いて志望しました。私が受けている公務員講座で現役国税専門官のお話が聞ける機会がありました。そこで、粘り強く調査を続けたことにより、刑事告発できたという話を聞かせていただき、その方の正義感溢れる姿勢に感銘を受けました。以上が理由です。
あーるさんは、国税専門官になったらどんな仕事に就きたいですか。
(志望動機の深掘りはなしか?)国税査察官の業務に携わりたいと考えています。
国税査察官はどんな仕事をするかわかりますか。
実際に仕事をしていないので、詳細はわかりませんが、大規模な事案に携わり、刑事告発の権限が与えられている部署だと認識しています。
国税専門官以外に受験している試験もしくは受験予定の試験はありますか?
警察官と国家一般職の試験を受けています。警察官は面接予定日が今日の日付と被ったので、辞退するつもりです。(他にも併願先あるけど、黙っていよう)
民間企業での就活はしていますか。
いいえ、していません。
なぜ、理系なのに、国税専門官の採用試験を受けようと思ったのですか?
(この質問は必ず来ると思っていたよ)私は、元々公務員も視野にいれて、理系の学部に進学しました。そして、授業の内容にあまり関心がもてなかったので、公務員の試験を受けることにしました。
あなたの長所を教えてください。
私の長所は、人のために行動できることです。私は、人の喜ぶ姿に生きがいを感じる人間であり、常にどうすればみんなが喜んでくれるか気を配っていました。
あなたの短所を教えてください。
私の短所は、優柔不断なところです。友人と外食する時にいつも注文を決めるのに待たせてしまいました。
何か趣味はありますか?
節約が趣味です。大学時代も家計簿をつけており、親からの仕送りなしで、4年間で100万円を貯めました。
100万円はすごいですね。節約のコツは何かありますか?
(ここは深掘りするのか)食費に関しては、業務用スーパーが安価で量も多いので、1週間分まとめ買いを行い、自炊を心掛けていました。
以上で面接を終わりますが、何か最後に言っておきたいことはありますか?
(もう終わり?)私は、国税専門官が第一希望です。採用されましたら、尽力いたします。よろしくお願いします。
以上が私が実際に体験した面接の内容です。面接時間は15分あるかないかぐらいでした。こんな面接でもA評価になるのです。
ご覧の通り、質問にあまり深掘りはなく、質問自体も少なく、大した質問はされていません。
僕が、この面接で感じたことは、採用担当の方は、国税専門官についての知識と質問の内容に的確に答えているかを重視しているように思えました。
国税専門官は併願者が多く、国税専門官に関する知識が全くない人も試験を受けます。採用担当者は、まず、このような者をふるいにかけているのだと思います。
国税専門官に関する最低限の知識があれば、あとは、質問に対して、見当違いな答えを言わなければ、落とされることはないと思います。
まとめ
国税専門官の採用面接では、国税専門官に関する最低限の知識を身につければ、何も怖くありません。
自信をもって採用面接に臨んでください。
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