こんにちは、元国家公務員のアールです。
僕は国税専門官として法人課税部門で3年間働きました。
僕が国税専門官を退職した理由が知りたい方は、「国税専門官の退職 – なぜ私は道を変えることを選んだのか」をクリック!
国税専門官と検索すると検索ワードに負け組と表示されて不安になっている方はいませんか?
そんな方に向けて国税専門官は負け組なのかについて詳しく書いた記事を書きました!
それでは、どうぞ!
国税専門官は負け組なのか?
僕は国税専門官になるのは、負け組ではないと思います。
理由は以下のとおりです。
- 給料が民間企業と比べても高水準
- 専門性が高い仕事で誰にでもできる仕事ではない
- 残業は少なく、休暇もとりやすい
それぞれの項目について詳しく説明します。
給料が民間企業と比べても高水準であることについて
国税専門官の給料は、他の行政職に比べて1割高く、中小企業の給料よりも高水準であるという事実があります。
初任給は20万円を超えますし、公務員は年功序列であるため、大きな成績を出さなくても年齢を重ねるにつれて給料は上がっていきます。
国税専門官の初任給について詳しく知りたい方は、「[国税専門官が教える]国税専門官の初任給について徹底解説」をクリック!
僕は、60歳の国税専門官の平社員の給料を見たことがありますが、月収は60万円を超え、一回でもらえるボーナスは100万円を超えていました。
給料を見たときは、衝撃だったなー、こんな人でも1000万円近くもらえるんだなって思ったよ
つまり平社員ですら、年収は1000万円近くであるということです。
頑張らなくても将来的には、1000万円を超えるのであれば、悪くないですね。
専門性が高く誰にでもできる仕事ではないことについて
国税専門官の仕事は大変難しい仕事です。
税法は難解で、煩雑であるため、税金の専門知識を習得するには、長い年月が必要です。
そのため、国税専門官を続けるためには、知識を身につけるために勉強する努力が必要であり、勉強が苦手な人は挫折してしまいます。
また、国税専門官には不正を発見する分析能力が必要であるため、考える力も必要となります。
国税専門官になるには、頭の良さも必要なのです。
国税専門官に向いている人について詳しく知りたい方は「[元国税専門官が教える]国税専門官に向いている人は?」をクリック!
残業が少なく、休暇もとりやすいことについて
国税専門官は、ホワイトな環境が整っています。
国税専門官の職員は、基本19時までには帰れており、遅くまで残業をしていると上司から注意されることもあります。
国税専門官の残業事情について詳しく知りたい方は「[元国税専門官が教える]国税専門官は残業が多いの?」をクリック!
また、税務調査を一人でこなせるようになると、仕事の日程調整も自分で決めることができるようになるため、休暇が取得しやすくなります。
国税専門官の休暇事情について詳しく知りたい方は「[元国税専門官が教える]国税専門官の有給休暇について詳しく解説」をクリック!
国税専門官で過労死することはなく、平日でも自分の時間を確保することができるのです。
まとめ
最後に今回のおさらいをしましょう。
国税専門官は負け組ではありません。理由は以下のとおりです。
- 給料が民間企業と比べても高水準
- 専門性が高い仕事で誰にでもできる仕事ではない
- 残業は少なく、休暇もとりやすい
この記事を読んで国税専門官になるための参考になれば嬉しいです。
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