こんにちは、元国家公務員のアールです。
僕は国税専門官として法人課税部門で3年間働きましたが、現在は退職しています。
僕が国税専門官を退職した理由が知りたい方は、「国税専門官の退職 – なぜ私は道を変えることを選んだのか」をクリック!
「理系出身でも国税専門官にはなれるのか」と不安に思っている方はいませんか?
そんな方に向けて、国税専門官は理系で不利なことがあるのかについてまとめた記事を書きました。
ぼくも理系だよ
それでは、どうぞ!
国税専門官は理系でもなれるのか?
結論、国税専門官は理系でもなれますし、理系だからといって、採用試験が不利になることはありません。
国税専門官が理系でも不利にならない理由は以下のとおりです。
- 採用試験が、理系、文系を問わない。
- 国税専門官は理系出身であることが役立つことがある。
- 人事が知りたいのは、なぜ、理系であるのに国税専門官を選んだのであるかだけ。
では、それぞれの項目について解説していきます。
採用試験が理系、文系を問わないことについて
国税専門官の試験には、文系、理系を受験要件としていません。
国税専門官の試験では、受験者の一般的な教養、論理的思考能力などを評価されます。
その評価に文系も理系も関係ないのです。
したがって、試験の合格には文系出身者も理系出身者も同じ機会が与えられます。
文系と理系を条件としていないのに、理系が不利益になることは大問題だよ。
国税専門官は理系出身であることが役立つことがある
国税専門官の仕事では、理系であることが役立つことがたくさんあります。
まず、大前提として国税専門官の仕事は税金の計算、決算書の分析等で、数字を扱う仕事です。そのため、数字に強い理系はアドバンテージがあります。
そして、国税専門官の仕事には調査でデータを分析し、不審な点を判断する能力が求められます。
この点で理系出身の人は、数学や統計学などの知識や分析力を活かすことができます。
パソコン関係に強い人は、データ分析をする際に、エクセルの関数を使用することで、効率的な仕事ができます。
国税専門官はパソコンに強い人材が不足しているため、重宝されます。
人事が知りたいのは、理系であるのに国税専門官を選んだ理由だけ
ただ、国税専門官が理系ではなく、文系出身の人が多数いるのが現状です。
そこで、面接官が理系出身に必ず聞く質問が、「なぜ、理系なのに国税専門官を選んだの?」です。
理系の人は、この質問に対する適切な回答を準備しておくことが重要です。
実際に僕の面接回答例を知りたい方は、こちらをクリック!
理由をいうことで、理系出身者であっても国税専門官としての適性を示すことができます。
僕も「なぜ、理系なのに国税専門官になりたいのか」と質問されたよ。理系ならこの質問は間違いなくされるね。
まとめ
最後に今回の内容をおさらいしましょう。
国税専門官は理系でも不利になることはありません。
理由は以下のとおりです。
- 採用試験が、理系、文系を問わない。
- 国税専門官は理系出身であることが役立つことがある。
- 人事が知りたいのは、なぜ、理系であるのに国税専門官を選んだのであるかだけ。
理系出身の方は自信もって試験に挑みましょう。
コメント