国税専門官で働くメリットとデメリットを徹底解説

仕事

 こんにちは、元国税専門官のあーるです。

 僕は国税専門官の法人課税部門で3年間働いていましたが、退職しました。

 僕が国税専門官を退職した理由が知りたい方は、「国税専門官の退職 – なぜ私は道を変えることを選んだのか」をクリック!

 「国税専門官で働くメリットとデメリットが知りたい」と思っていませんか?

 そんな方に向けて、国税専門官で働くメリットとデメリットの記事を実際に働いた経験をふまえて書きました!

 本記事を読めば、国税専門官として働くメリットとデメリットがわかります!

 国税専門官を目指そうとしている方はぜひ参考にしてみてください!

 それでは、どうぞ!

国税専門官で働くメリットは何?

 国税専門官で働くメリットは以下の4つです。

  • 安定した収入
  • 高い社会的信頼性
  • 専門知識の習得
  • 税理士資格の習得

 では、それぞれのメリットについて解説していきます。

安定した収入についての解説

 国税専門官は国家公務員です。

 そのため、解雇にならない保証と安定の収入が期待でき、経済的な安定感があります。

 私の場合だと、1年目は月収手取りが約18万、ボーナス満額1回で手取り40万もらっていました。生活するには十分のお金であり、大企業の給料と比べても劣りません。

 国税専門官の給料について詳しく知りたい方は、「国税専門官の初任給について徹底解説」をクリック!

 国税専門官で働けば、生活に苦しくなることはありません!

高い社会的信頼性についての解説

 国税専門官は、前述のとおり、安定した職業であるため、社会信頼性が高いです。

 そのため、将来、住宅ローンなど銀行から融資を受けるときも困ることはありません。また、公務員の人と結婚したい人は現在でも多数いるため、結婚にも困らない傾向にあります。

あーる
あーる

職業を聞かれて、国税専門官と言ったら、必ず、すごいと言われました。でも、何もすごいことはないんですけどね、、、

 国税専門官で働くと、買いたいものも彼女も手に入れることが簡単になるのです!

専門知識の習得についての解説

 国税専門官として働くことで、税法や会計に関する専門知識を獲得することができます。

 この知識は、経理の仕事、税理士業務、銀行、証券会社などでも活用できるため、いざ転職しようと思ったときに困ることはありません。

 何人か退職した同期も簡単に転職ができていました。

 国税専門官で働くと、辞めたいと思ったときでも、不安がなくなるのです!

税理士資格の習得

 国税専門官として23年間勤務すれば、税理士の資格を取得することができます。

 税理士の試験は非常に難関であり、数十年勉強しても資格がとれずに、諦めてしまう人もいるほどです。

 そんな難関の資格が23年勤務するだけでもらえるのは非常に価値のあるものです。

 実際に税理士資格を取得したあと、税理士になる国税専門官の職員はたくさんいます

 定年を超えても働き口に困りませんね。

あーる
あーる

僕は23年間も待てません

国税専門官で働くデメリットは何?

 国税専門官のデメリットは以下の3つです。

  • 感謝されない
  • ノルマがある
  • 副業ができない

 では、それぞれのデメリットを解説していきます。

感謝されないことについての解説

 国税専門官の仕事は感謝されることがありません。

 国税専門官の仕事は簡単に言えば、納税者からお金を仕事です。そのため、納税者から、時には罵声を浴びることもあります。

 また、国税専門官は取引が正しいかどうかを確認するために、他の納税者に質問をしたり、預金の動きを確認するために銀行に行くことが多数あります。

 他の納税者や銀行の職員は、自分の仕事をとめて、国税専門官に時間をとられるため、非常に嫌がります。

 国税専門官は仕事上、迷惑をかける仕事になります。僕は人に迷惑をかけることが嫌だったので、この仕事は合わないと思いました。

ノルマがあることについての解説

 国税専門官はノルマがあります。

 国税専門官は税務署同士で追徴税額や不正の発見割合を競い合っており、上司は自分の所属している税務署の成績が良ければ出世できるような仕組みがあります。

 そのため、上司からは、追徴税額や不正を発見するように厳しく追及されることがあります。

 もちろん、出世に興味のない人が上司になれば、のんびり仕事をすることができるので、ここは上司ガチャに委ねるしかありません。

あーる
あーる

僕の上司は出世思考の人で、なにか問題点を把握しなければ、詰められました。(泣)

 国税専門官で働くときは、他の公務員と違いノルマがあることをよく理解してください。

副業ができないことについての解説

 これは公務員全体に言えることですが、国税専門官は副業をすることができないため、追加の収入を得ることが難しい制約があります。

 国税専門官の給料に不満をもっても、追加の収入が見込めないのは、なかなかのストレスになります。

 しかし、認められている副業もあります。

 国家公務員の副業について詳しく知りたい方は、「国税専門官(国家公務員)のための副業ガイド – 法律を守りながら収入を増やそう」をクリック!

あーる
あーる

僕は、大学時代の友達の年収を聞いて嫉妬していたので、それに追いつこうとしてもどうにもできないことにイライラしてました。

 現在は副業が推進されているなかで、公務員はできないことを考慮して就職先を選んでください!

まとめ

 最後に今回のおさらいをしましょう。

 国税専門官のメリットを以下にまとめます。

  • 安定した収入
  • 高い社会的信頼性
  • 専門知識の習得
  • 税理士資格の習得

 国税専門官のデメリットを以下にまとめます。

  • 感謝されない
  • ノルマがある
  • 副業ができない

 この記事を読んで、国税専門官を目指すための参考になれば嬉しいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました