こんにちは、元国家公務員のアールです。
僕は国税専門官として法人課税部門で3年間働きました。今回は、国税専門官にパワハラがあるかについてお話したいと思います。
僕が国税専門官を退職した理由が知りたい方は、「国税専門官の退職 – なぜ私は道を変えることを選んだのか」をクリック!
「国税専門官はパワハラがあるのか不安だな、、、」という方はいませんか?
そんな方に向けて、今回は国税専門官にパワハラがあるのかについてまとめた記事を書きました。
この記事を読めば、国税専門官として働く参考になります。
それでは、どうぞ!
国税専門官にパワハラはあるのか?
結論、国税専門官の職場はパワハラが起きにくいです。
国税専門官の職場で、パワハラが起きにくい理由は以下のとおりです。
- ノルマがない
- 出世思考の上司が少ない
- パワハラ対策の環境整備が整っている
それでは、順に解説していきます。
ノルマがないとは
国税専門官には民間企業と違ってノルマがありません。
そのため、ノルマが達成していないがために、上司から怒鳴られることが、そもそもないのです。
しかし、国税専門官には、調査の成績を他の税務署同士で競い合うようにして、仕事への向上心を上げるようにしています。
向上心の高い上司だと、調査でなかなか結果が出せなかったとき、問い詰められることもあるかもしれません。
僕の上司は向上心の高い人で、調査で成果がでなかったら、「あれは調べたの?」「これはどうだった?」と問い詰められました。パワハラと呼べるまでではないけどね。
出世思考の上司が少ないとは
国税専門官の上司は出世思考の人が少ないです。
出世思考の人が上司だと、税務署の成績が上司の出世にも繋がるため、調査の成績にケチをつける人も多くなり、パワハラにもつながります。
国税専門官がなぜ、出世思考の人が少ないかというと、出世したからといって、給料が急激に上がることはないからです。
国税専門官は年功序列であるため、調査で成績を出さなくても、年を重ねていけば、ある程度の金額がもらえます。
よくも悪くも年功序列、、、
出世思考の人が少ないが多いことで、パワハラの問題も起きにくくなるのです。
パワハラ対策の環境が整っている
国税専門官はパワハラ対策の環境が整っています。
国税専門官では、定期的にパワハラについての研修が行われれており、パワハラが起きないように指導しています。
また、定期的に個人面談も用意されており、パワハラについて相談しやい環境になっています。
僕は、配属されて、最初の指導係から罵声のような指導を受けたけど、周りの上司が気を使ってくれて、話を聞いてくれたよ。あの時の上司はマジ許さん
そして、もし、パワハラが行われていたと判明したら、加害者に対して、減給の処分が行われます。
このように、国税専門官では、パワハラ対策の環境が整っているのです。
まとめ
最後に今回の内容をおさらいしましょう。
国税専門官の職場はパワハラが起きにくいです。
その理由は以下のとおりです。
- ノルマがない
- 出世思考の上司が少ない
- パワハラ対策の環境整備が整っている
この記事を読んで、国税専門官を目指すうえでの参考になれば嬉しいです。
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