こんにちは、元国税専門官のあーるです。
僕は国税専門官の法人課税部門で3年間働きましたが、現在は退職しています。
僕が国税専門官を退職した理由が知りたい方は、「［元国税専門官が教える］国税専門官を退職した理由」をクリック！
国税専門官を目指している人の中で、「国税専門官」と検索すると、予測変換に「国税専門官 やめとけ」と上位表示されて、不安に感じている人はいませんか？
そんな方に向けて、国税専門官がやめとけと言われる理由をまとめた記事を書きました！
国税専門官を目指す方が少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、どうぞ！
国税専門官はやめとけと言われる理由は？
国税専門官はやめとけと言われる理由は以下の4つです。
- 嫌われ者の仕事である
- ストレスが多い
- 最初は給料が低い
- 税法の知識を身につけるのが難しい
では、それぞれの項目について解説していきます。
嫌われ者の仕事であるとは？
国税専門官は嫌われる仕事です。
なぜなら、国税専門官は納税者から税金をとる仕事であるためです。
税金を積極的に納めたいという人は少ないよね、、、
納税者の中には国税専門官に文句を言う人が多くいます。
例えば、僕が税務調査に行ったとき、納税者から「早く調査を終われ」、「税金泥棒」とかいろいろな文句を言われてきました。
国税専門官になる人はこのような言葉に耐えなければいけません。
そのため、納税者からの文句に耐えられなかった人は、国税専門官はやめとけと言うのです。
国税専門官を続けるにはメンタルの強さが必要なのです。
僕は、納税者から罵声を浴びてもへっちゃらだと思っていたけど、いざその場面に直面したら、精神的にきつかったなー
ストレスが多いとは？
国税専門官はストレスが多い職業です。
前述したとおり、納税者から文句を言われるストレスがかかりますが、文書などを作成する際に上司から細かな指摘を何度も受けることも大きなストレスの一因となります。
例えば、僕は、一枚の文書を作成するのに、上司から文章の語尾や接続後、漢字かひらがなで表記するのかについての指摘を何度もされ、2日もかかったことがあります。
僕が考えた文章でも内容は伝わるのに、内容に関係のないことで何度も指摘されるのは生産的でなく、ストレスが溜まりました。
国税専門官は体外的にも内部的にもストレスが溜まりやすいため、国税専門官をやめとけと言われる理由の一つになります。
国税専門官になる人はストレス耐性を身につけないといけません。
納税者に内容伝わればよくない？でも、僕のような考えの人は上司にはいなかったよ。細かい人が国税専門官を続けやすいのかもね。
国税専門官のストレスについて詳しく知りたい方は、「国税専門官はストレスが多い？元国税専門官が解説！」をクリック！
最初は給料が低いとは？
国税専門官は最初のうちは給料が低いです。
低いと言っても、中小企業の初任給以上大企業の初任給未満ぐらいの金額です。
国税専門官の給料は他の国家公務員よりも1割増しの給料がもらえるよ！
国税専門官は年功序列であるため、勤続年数を重ねた者は高い給料をもらえます。
国税専門官の仕事は定年まで務めることができれば、最終的には、大企業の生涯年収にも負けないくらいの給料はもらうことができます。
逆に言えば、給料が上がるまでは給料は低いので、国税専門官を長く続ける予定のない人は、別の仕事についた方がいいでしょう。
国税専門官を早期退職した人は国税専門官の給料を低いと言って国税専門官をやめとけと言うのでしょう。
国家公務員だからといって、給料が高いというわけではありません。
国税専門官の初任給について知りたい方は、「国税専門官の初任給について徹底解説」をクリック！
専門知識を身につけることが難しい
国税専門官は税法の知識を必要とします。
国税専門官は納税者に対して、税法を教える立場の人間であるため、税法の勉強は避けることができません。
しかし、税法は難しく、税法の専門知識を身につけるには長い年月を必要とします。
そのため、一人前の国税専門官になるには、日々の勉強がかかせません。
国税専門官の難しい業務に挫折する人は多く、国税専門官をやめとけと言われる理由の一つとなっているでしょう。
僕は、税法の勉強を全然してなくて、専門知識は一向に身につけられなかったな。
まとめ
今回の記事で国税専門官がやめとけと言われる理由について説明しました。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 国税専門官は嫌われる仕事である
- 国税専門官はストレスが多い
- 国税専門官の給料は最初は少ない
- 税法の専門知識は難しく、身につけるのに長い年月を要す
国税専門官に本当になるべきか不安は少し解消されたのではないでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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